2018.03.14

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アンティグラヴィテの軌跡と今後の展望について聞きました!

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第3弾は、パリの街並みを感じさせるリラックス感のあるモード服を提案するAntigravite’(アンティグラヴィテ)のブランド責任者を務めている片葺さんにアンティグラヴィテの誕生秘話から今後の展望等、色々と伺いました。

インタビューに答えてくれた方

三澤株式会社
小売事業開発部 部長
セントラルバイヤー
片葺 洋三 さん

片葺洋三さん

まずは、片葺さんの自己紹介と今携われているお仕事内容について教えていただけますか?

大阪を拠点に個人でセレクトショップを立ち上げて経営を行っていましたが、環境変化の中、個人として出来る事には限界があると考え、一旦店を閉めました。再起を図る期間にアパレル業界に恩返ししたいと考え転職活動を開始しましたが半年で約40社以上にエントリーしてすべて落ちました・・・。理由は定かではありませんでしたが、おそらく個人で事業をやってきていたので、経営者目線が強く現場の一担当としては難しいという判断だったのかもしれません。結果として私はアパレル業界に必要とされていないと感じ、アパレルから離れ、インテリア業界へ転職しました。異業種のインテリア業界に行った理由は、アパレル企業の面接に比べて聞かれる内容のレベル(質)が高かったので、やってみたいと感じるようになりました。そしてインテリアのメーカーに入社して1年半くらい経った頃、アパレル企業で小売りの新規ブランド立ち上げができる方を探している案件を紹介されました。インテリア業界で安定した生活を手に入れていましたが、もう一度自分がやりたいものをリスクを冒してでも表現したいという気持ちが勝り、企画書を一晩で書き上げ、今の三澤(株)にプレゼンしました。その企画書の内容が今のアンティグラヴィテそのものでした。そしてその内容が認められ、三澤(株)に入社し、4年が経過しました。入社当初、会社から言われたのは「東京に行ってくれ」の一言だけでした。
ただ、ブランドのコンセプトは、以前私が事業展開していたセレクトショップ「ジョルジュ」を東京で進化させて表現したものでした。それを最大限表現できる立地と諸々の準備をし、1号店として代官山にセレクト業態でショップを入社して約半年でオープンさせました。オープンまでの間に商品企画からスタッフの募集、店舗の設計やデザイン、備品の準備等、ありとあらゆる業務を行っていましたので、あの時は、とにかく忙しくてバタバタしていました。
(今もバタバタしていますが・・・。)

「アンティグラヴィテ」というブランドについて教えていただけますか?

Antigravite’(アンティグラヴィテ)とは、フランス語で「反重力」を意味する言葉です。重力というのは人を押し付けるもの。その重力がアンティグラヴィテの洋服を身に纏うことで自由にファッションを楽しんでもらいたいという想いが込められています。アンティグラヴィテでは、モードで常に格好いい女性をイメージしています。また、店舗はお客様が一番心地よく思う空間になるように意識しています。
アンティグラヴィテの事業展開の最終目標は、海外進出です。海外でアンティグラヴィテというブランドを広く様々なお客様の手に取ってもらい、ブランドを知ってもらって、商品を買ってもらう。そして将来、アンティグラヴィテを海外から日本に逆輸入させたい。そこまで考えています。
先日フランスに出張した際、コレットで、「サカイ」が展開されている光景を見て感動しました。日本のブランドが世界的にも有名なセレクトショップであるコレットの最後を飾っているのを目のあたりにした時、日本のブランドの底力を感じ、すごく勇気をもらいました。私もアンティグラヴィテそして新ブランドの「Purple(パープル)」で海外のビックブランドと真正面から戦って、日本のブランドの存在を世界に示し、日本のブランドを守っていきたいと考えています。近い将来の話をすれば、アパレルを取り巻く関係は劇的に変わっていくと思います。アマゾンも更にアパレル分野に進出してくるでしょう。ZARA等を展開するインディテックスも今後どのような動きを見せるかなど、いろんなものが混在していく中で消費者であるお客様がファッションというものを本当に楽しめるのか、私はそういった今の現状、将来に危機感を感じています。私たちのブランドを通して、日本のファッション文化を後世に残していきたい。そのためには、事業の捉え方も定義しなおす必要がいろいろとあると思います。今のファッション業界は早くから結果を求めすぎています。ファッションという切り口で本当に何がしたいのかというところから皆で定義しなおす必要性が今迫られているのではないでしょうか。

Purple(パープル)はアンティグラヴィテの新ラインということですか?

アンティグラヴィテ

「パープル」は、アンティグラヴィテをスタートさせて、みんなで一丸になってここまで必死にやってきた中で生まれたこれからの時代の新たな顧客接点のブランドと位置付けています。自分が世話になったお客様とファッション業界に恩返しがしたいという想いがパープルの根源になっています。

ブランド立ち上げの苦労ややりがいについて教えていただけますか?

私は、今までを振り返ると、仕事においてとても人に恵まれてきたと感じています。それは一緒に働くスタッフしかり、お客様や取引先など、様々な人によくしていただきました。ブランド立ち上げと聞くと、実際辛さや大変さについて聞かれる方が多いですが、私はブランド立ち上げに限らずどんな仕事においても苦労したとか大変だったと思ったことがないし、正直その質問が今でもあまりピンときていません。確かに周りから見ると、新規ブランドの立ち上げというのは、うまくいけばいいが、うまくいかなければすぐに廃止という話が出るので、大変なイメージを持たれる方もいますが、私は明日自分が死ぬと思って、毎日仕事をしてきました。そんな仕事を自分の好きなようにやらせてもらっているので、遠慮せずに思いっきりやっています。このスタンスは今も昔も変わっていません。今後もおそらくこのままだと思います。(笑)

ブランドに携わっているメンバーの雰囲気について教えていただけますか?

アンティグラヴィテ片葺さんを支える チーム アンティグラヴィテの皆さん!

私は、一緒に仕事をする上で、みんなでワイワイとかアットフォームな雰囲気等といった関係性は必要ないと思っています。個々に自分の存在価値を見出せる、真のプロフェッショナルの集団でありたいと思っていますので、共通の目標に一致団結している雰囲気は社内にも販売のメンバーにもあると思います。もちろん生きていく上で、待遇や地位、名誉も必要かもしれませんが、私達は、アンティグラヴィテやパープルというブランドを通じお客様を中心に物事を考えているチームです。仕事をする上で一番大切なことは「仕事を楽しむこと」。自分が好きだと思えない仕事を続けていくのは、実はとても労力のいることだと思います。
ですから、私は仕事を楽しむことはチームを愛すること、そしてブランドを愛することに繋がると考えています。ただ、私の想いを周りのスタッフに押し付けることはしていませんし、感じ取ってくれとも想っていませんが、みんなある程度長い期間働いてくれているので、その想いがなんとなくでも伝わっているのかなと思っています。

販売職から本部の仕事に異動する方も多いですか?

多いです。スタッフの採用は、私が直接面談するのですが、面談の時に販売で店長を目指す人よりも圧倒的にECやプレス、販促等の仕事を将来的にやりたいと志している方が多いです。私はその人の手を引き上げることはしませんが、声を出してくれればチャンスを与えて手を差し伸べることをしています。そこからのレールは私ではなく、是非自分で引いていってほしいと思います。また、最近では地方のショップに行くと、多くの学生さんと会う機会があるのですが、その時に「アンティグラヴィテで働きたいです」という声をいただけるので、とてもうれしいです。

最後に、御社が求める人物像や選考の際の注意点などあれば教えていただけますか?

大きく分けて3つあります。

  1. 夢がある(ビジョンがある) 明確な目標がある方夢や目標がしっかりと自分の中にある人であれば、たとえ今の仕事がなくなったとしても、そこからまた新たなレールを自分で引きなおして進んでいくことができるので。
  2. 失敗を意識的にできる方、そして失敗して倒れても自分の力で立ち上がる事のできる方失敗をする勇気(チャレンジ精神)をもって失敗して、その失敗を受け入れて倒れられる勇気(素直さ)、そして失敗から立ち上がる勇気(パワー)をもって、アイディアをいっぱい出せる方
  3. 優しい方自分に優しい、人にやさしい、お客様にやさしい、とにかく優しさがないと、チームでプロジェクトを進めていくのは難しい。優しい人がいるブランドは優しいブランドになる。これは店舗も同じことが言えます。
    優しいスタッフが集まっている店舗は商品に限らず、ショップの中が温かい雰囲気になる。アンティグラヴィテはモードテイストなので、敷居は高い思われがちですが、ショップに来てくれたお客様からは、アンティグラヴィテってあったかい雰囲気のブランドと言われることが多い。これからも優しいブランドを作っていきたいので、そういった方と一緒に仕事をしていきたいですね。

インタビューにお答えいただきまして、ありがとうございました!

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