7月とは思えない暑い日が続いていますが、皆様元気に過ごされていらっしゃいますか？

私は暑さに負けじと、私は11日から東京・六本木の国立新美術館で好評開催中の、エルメスの観客参加型展覧会『彼女と。』に潜入してきたのでレポートします！

エルメスによる、観客参加型展覧会『彼女と。』

参加型展示会の設定は「彼女と。」という主人公である作家が「彼女」の姿を追いかけていく様子を映画にし、今回はその映画に「作家」もしくは「エキストラ」として参加しながら、エルメスの世界観を体感することが出来る、というものです。
観覧料は無料ですが、展覧会特設サイトからの予約が必須。アクター、エキストラともに同伴1名の計2名までの予約が可能となっているので、二名一組でも展覧会に参加することができます。

エントランス・シアター

当日会場で スマートフォンへ送信されたウェブチケットを会場係員に提示し、国立新美術館2階の展示室へいよいよ入場です。

スマートフォンにスタンプをあてられるとＷｅｂチケットに押印されていてびっくり！

ドアからして海外にあるシアターのよう。入るとエキストラ役のカードを渡され、その後シアタールームでイントロダクションとなる映画「彼女と。」の映像を鑑賞しました。

ここでは記者が彼女に魅了され、その彼女を追いかけていく事になったストーリーが綴られています。

映画のインタビュー撮影シーンへ

映画のイントロダクションを見た後は、「彼女と。」の映画の撮影現場へ！
彼女を追いかけることにした作家は彼女の指示通り、彼女を知る色んな人のもとへ出向き、彼女にまつわる話を聞いていく。そんなシーンを体感できます。

エキストラは観るのみですが、アクターはセリフを渡され、実際知人となる人にインタビューを行っていました。

撮影セットやバックステージへ

インタビュー撮影シーンを見た後は各撮影シーンで聞いた思い出話のシーンを彷彿とさせる撮影セットや、バックステージを見ることが出来ます。
映画のセット共に並ぶエルメスの洋服や鞄、スカーフなどが映画の雰囲気と一体になっていてとっても素敵な雰囲気です。

友人の話した彼女との思い出のシーン。

彼女のセリフやシチュエーション、コーディネートや小物まで、とっても演出が細かいです。

記者がインタビューで聞いた思い出話の中で、彼女がどのような場所に立ち、一体何を着てどんなシーンで何を纏っていたのか。

よりイメージが鮮明になり楽しませてくれる要素がたくさんあります。

こちらは恋人の語る彼女との思い出のシーン。クラシックカーの脇にはバーキンが。どんな話を恋人がしていたのか、写真だけ見て考えてみるのも楽しいですね。

終盤

最後には、彼女の妹との撮影シーンがあり、今度は彼女の家を見ることが出来ます。

エキストラからは「かわいい過ぎる」「こんな部屋に住みたい」という声が上がっていました。

色んなテイストが混じっているように見えてどこか「彼女」のイメージにフィットするようなまとまりのあるインテリアになっています。

お庭まで作りこまれていて本当に今にも彼女が帰って来そうな雰囲気のお家でした。

最終週もまだ予約が可能なのでエルメスの世界観に浸りたい方は是非！

• 彼女と。　
• 会期／2018年7月11日（水）～7月30日（月）
会場／国立新美術館 企画展示室2E
開室時間／10:00～18:00（毎週金・土曜日は21:00まで）
休館日／毎週火曜
観覧料／予約制・無料（予約は上記リンク先の特設サイトにて受付中）
• TEL：0120-202-830（エルメスジャポン）
• 住所／東京都港区六本木7-22-2