こんにちは。
転職応援サービスmiraimo(ミライモ)を運営するMORIパーソネル・クリエイツの池邨です。

いざ転職活動をする際に、つい?(はてなマーク)になってしまうような素朴な疑問についてお答えしていきたいと思います！今回のテーマは、ズバリ“　こんな時だからこそできること　”についてお話していますが、今回はこんな時だからこそ『求められる人材』についてお話したいと思います。

少し前から”終身雇用の崩壊”といった言葉が出てきているように、今は一昔前のように新卒で入社した会社に定年までいる時代ではなく、転職を前提として、個人でキャリア形成していく時代へと徐々に移り変わってきています。ただ、転職するにしてもすべて自分のタイミングで転職できればいいですが、今回のコロナのように急に経済が落ち込んで、転職活動をせざるを得ない状況に直面することもあります。まずは、このような事態は決して他人ごとではなく、これから誰にでも起こり得ることなのだということを認識しましょう！このコロナをきっかけに、ファッション業界だけでなくどの産業も変革を求められています。それに応じて、ファッション業界に”求められる人物像”というのも変化してくることが予想されます。ではいったい今後どんな人材が求められるのでしょうか？？

―リアル店舗ではなく、EC！
このコロナ禍でより顕著になっていますが、これを機にECの市場はさらに拡大されることが予想され、リアル店舗は従来の”服を売る”という役割から”試着”や”商品の受け取り場”などといった役割に変化していく可能性がありますので、今後ECに関わる人材の採用はさらに拡大し、職種についても今まではEC運用の担当者が採用のメインでしたが、今後は自社ECの強化に伴い、今まで外注に依頼していたものを内製化する動きも出てくると思いますので、EC領域で様々な職種の募集が増える可能性があります。

―自らが考え、行動する！
今や「リモートワーク」という言葉がすっかり市民権を得ている今、1人1人の働く意識も変わりつつあります。そういった時代を生き抜いていくためには、会社や上司から言われたことをこなすような人材や、指示がないと動けない人材ではなく、どんな時代にも柔軟に対応ができ、能動性をもって行動できる人材が今後より求められてくると思います。

―武器を明確にする！
今後、企業も人材の採用は今まで以上に慎重になることが予想されますので、転職も熾烈な競争を勝ち抜いていかなければならない時代になると思います。そんな時に企業にアピールできる『武器』を持っていないと、ライバルに勝つことはできません。エントリーする企業や、ポジションで、あなたのどういった経験やスキル(これが『武器』です。)がどのように活かせるのか、企業側に明確にプレゼンテーションすることができれば、企業もあなたを採用するメリットを感じるはずです。

―企業研究の目線を変える！
先程、「あなたの武器がどう活かせるのかを企業側に明確にプレゼンテーションできるようにしましょう。」とお伝えしましたが、これを実現するためには『武器の明確化』だけでは不十分です。実際にその武器を活かせる環境なのかどうかを調べておく必要がありますので、そこで重要になるのが『企業研究』です。この『企業研究』も今後見方を変えていく必要があります。今までは求人票や募集対象のブランド、職種について下調べする程度だったと思いますが、今後は企業が展開する全事業を把握して、今回募集対象となったブランドの社内での位置づけや他事業との関連などより深堀した研究が必要となります。これを理解することで、企業として今後どのような歩み方をするのか、その企業の一部として対象ブランドがどのような役割を担っているのかが見えてきますので、その環境であなたの武器を活かせるかどうかイメージできれば明確なプレゼンテーションが可能となります。

これも企業研究の一部にはなりますが、先ほど企業の単一的な部分を捉えるのではなく、全体を把握する必要性についてお伝えしましたが、全体を見るという点において、より広い視野で「ファッション業界の動き」、もっと広い視野で「経済の動き」を日々把握することで、その企業が起こしたアクションの背景(裏側)を理解できます。ネットやTVで経済の動向をチェックする習慣をつけましょう！『情報』というのは非常に貴重な財産です！

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